47年生きてきて世の中結構不自由だなと思うんだけど、自分が旅立つ時の祭祀ぐらい好きなようにさせてもらえないだろうかと常々思う。
葬式は生前葬がいいと思う。でも「生前葬がいいと思う」と言ったって、見たことがないので全然イメージできない。ただ自分の最後のセレモニーなんだから、自分で納得いくように取り仕切りたいし、第一友達に来てもらっても死んだ後じゃあ話もできないではないか。どこかで生前葬見学させてもらえないかなあ。今度「さくら祭典」の人にバッタリ会ったら聞いてみよう。
生前葬だろうが死後葬だろうが、セレモニーはにぎやかな「お別れ会」がいい。湿っぽいのは嫌だ。
読経はいらない。
「たいや」とか四十九日とか何回忌とかは絶対しないこと。時々思い出してくれたらそれでいい。
会場の中央にはイチゴを山積みにしよう。
「お別れ会」の時にさごしさんと摩亜爺さんがもし生きていたら、「さごしラーメン」と「北京ダック」を振る舞ってもらえたら嬉しいけどね。
吉田拓郎や森川美穂など、好きだった曲を流そう。
「お別れ会」を締めくくる最後の曲はこれで行きます。
あの日その人は優しく笑い 母の手をにぎり旅に出かけた
おだやかにやすらかに 眠れと祈る
やがて雪を溶かして せせらぎになれ
幾度春が来て あの日をたどる この名もふるさとも静かに生きる
雲が空に浮かび 人の顔になる
昔その人が愛した場所に 若い緑達が芽を吹き始め
のびやかにしなやかに育てよ 子ども
やがて大地踏みしめ 太陽になれ (吉田拓郎「吉田町の唄」)